自分に正直でいることの効用は、自分のことを受容できる、自分のことを好きでいられること(藤森かよこ【馬鹿ブス貧乏】⑭)
自分に正直でいることの効用 [苦闘青春期(37歳まで)]
■自分に正直でいると自分を受容できる
自分に正直でいることの効用は、守る気がない約束をしなくなるとか、ドタキャンしなくなるとか、好きでもない人と結婚しないとか、興味もない仕事に従事してあとで後悔しないですむとか、結果的に人に迷惑をかけないですむとか、そういうことばかりではない。
自分に正直でいると、自分のことを受容できる。自分のことを好きでいられる。
たとえば、あなたが心から望んだことを実践したとする。その結果が芳(かんば)しくないとする。その場合でも、あなたはほんとうにはダメージを受けない。
その時点のあなたにとって、自分がほんとうにしたいことを、あなたはした。それはするしかなかった。しないですませることはできなかった。だから、した。
してしまった後悔としなかった後悔とでは、しなかった後悔のほうが大きいとは、よく指摘されることだ。たぶん、それは正しい。私に関しても、随分と愚かなことをしでかしてきたが、その点については後悔はない。したいことは、するしかなかった。
そのような自分は、いかに馬鹿でも、自分で認めることができる。自分で自分を受容できるかどうかは、ブスで馬鹿で貧乏なあなたにとっては、大きなことだ。自分で自分を受容し是認できなければ、いったい誰があなたを是認してくれるだろうか。馬鹿でブスで貧乏なあなたを。
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年末年始「最大」の問題作
低スペック女子(馬鹿ブス貧乏)
「ホンネ」の生き残り術第2弾‼️
藤森かよこ・著
『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』
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